津軽三味線と日本酒
- 津軽三味線集団 紡-Tsumugi-

- 2020年4月1日
- 読了時間: 3分
ホヅミ
「今日はですね、津軽三味線にあう日本酒についておススメしてもらおうと思うんですよ」
キホ
「八仙!」
ホヅミ
「ほう」
キホ
「東京でも飲むくらい好き」
ホヅミ
「八仙やったら、ピンクラベルのやつうますぎて馬になるよな🦌」
ホヅミ
「俺は華一風やな」
ホヅミ
「スガちゃんは?」
スガ
「やっぱ浦霞っしょ」
スガ
「ほぼ一本ひとりでのんじゃったしワイ」
ホヅミ
「でたでた」
ホヅミ
「弘前の津軽三味線大会の後、一人で一本ブチあけたバケモンじゃん」
スガ
「たしかに八仙もマジでうまいよな。地元のハイパーにも売ってる」
ホヅミ
「??????????????????????????」

スガ
「スーパーでした」
ホヅミ
「ファッ!?ウーン」
ホヅミ
「とりあえずそれぞれのオススメの日本酒が出てきたみたいなんでまとめてもらおうかな」
スガ
「華一風←みんご(ホヅミ)、八仙←キホちゃん、浦霞←ワイて感じかな?」
キホ
「さいこうなラインナップ」
ほづみ
「そりでは第一回目の企画行ってみますか」
☆キホのターン
陸奥八仙
冬、たまたま学校の近くの居酒屋に入ったら限定メニューで発見。
夏の青森以来だったのでちょいあげ。
その日は寒かったから熱燗のつもりだったけど、八仙があるなら冷やで。
本当に個人的な感覚なんだけど、
鰺ヶ沢甚句
っぽい。

別日、八仙が飲みたくてまた同じ居酒屋に入ったら、もう無くなっちゃってて、代わりに
「東洋美人」
っていうのをお店の人が選んでくれた。

フルーティながらも甘すぎず、さっぱりしてて飽きない感じが似ていた。
八仙はなかなか東京にないので、こっちもおすすめ。
「八仙っぽいやつありますか」
っていう無茶振りに応えてくれたお店の人、ありがとうございました。
☆スガのターン
浦霞
ワシのオススメは「浦霞」ですな。
宮城の地酒です。
淡麗な旨味あるの日本酒。
一升瓶のやつ
そりゃ一人で
飲んじゃいますよね(?)

ただ旨いというか
香りもいちごのようなフルーティな感じで
女性の方にも飲みやすいのではないでしょうか。
しかし後味のキリッとした部分しっかりあるのでいいですね。
まさしく、香るような弦の音色と太鼓の力強さを併せ持つ
“津軽三味線”
みたいな感じ。

斎太郎節とか聴いて、一人で呑む。
チルなんだ.....
ちなみに、日本酒の「辛口」ってなんでしょうね?
もともとお酒の味を辛口とは言わなかったらしく、日本酒業界が甘口の対義語として使用してきた、いわば業界用語みたいなものだったそうです。
つまり、「甘口」じゃないやつは「辛口」になるそうです。
旨味が強いやつもこれに当たるのかな。
だから、日本酒度で辛口かどうかは分からないそうですよ。
お店でも、
「どっしり重めの辛口」
「旨味の強い辛口」
「すっきりとした辛口」
と辛口+αで伝えると良いそうです。

日本の長い歴史の中で育まれた日本酒と津軽三味線、合わないわけないですよね!
民謡酒場とかがあるほど、民謡と酒の縁は切っても切れないほど!
是非皆さまも紡-Tsumugi-の音源聴きながら日本酒楽しんでくださいね〜!
☆ホヅミのターン
華一風
はい、ホヅミのターンですね。
僕のイチオシは華一風。
弘前の地酒で、津軽三味線との相性は抜群だと思います。
津軽の地酒には辛口が多く、
「津軽三味線には辛口!
さっぱりしたいもんw」
っていう人もとても多いと思います。(ド偏見)

そんなさっぱりしたい人にもオススメしたい地酒なんです…!!
甘めですが重くはなくまろやか。
旨み、辛み、まろやかさなどの要素のバランスが、よくとれていて飲みやすいです。
香りも爽やか。
「春の風」かな?
まるで桜咲き誇る津軽の春のよう。

さくらと移動工事前の弘前城天守閣
あぁ^〜
あいや節弾きてェ。
華一風飲みながら桜の下であいや節弾いたら俺どうなっちまうんだろう。
なぁ…。
誰か教えてくれよ…。

しかも、こいつ…ッ!?
フルーティーや…。
りんご畑も見えてくるな。
せや、
りんご節も
弾いちゃうか…。
やっぱり津軽三味線との相性抜群なんですわこれ。
いかがでしたでしょうか?
皆さんも是非、津軽三味線を聴いたり弾いたりしながら日本酒を楽しんで下さいね!!
*お酒は20歳を超えてから






コメント