それぞれの道へ
- 津軽三味線集団 紡-Tsumugi-

- 2021年6月6日
- 読了時間: 4分

お久しぶりです。SugAことスガです。
更新こまめにしないと駄目だなと思いながら、
前回の更新から1年近く過ぎていました。
マイペースということでいいでしょうかね。(笑)
1年もたつと、皆随分と環境が変わったというか、新たなスタートを切ったようです。
津軽三味線奏者として東北を盛り上げようと活動するリーダー、
新卒として、大学を卒業し新社会人として働き始めたメンバー、
大学院で研究を続けるメンバー、
ネット活動を拡大し、今後を模索するメンバー。
私も4月から社会人として働き始めたのですが、
リモートワークの研修のため、ほとんど職場に足を運んだことがありません。(笑)
通勤が楽なのは良いことですが、仕事をしているという実感を今一つ感じられないのは
働くうえで難しいところですね、、、、、
さて、話そうと思うことは山ほどあるのですが、
先月、青森県の弘前で
第39回 津軽三味線世界大会
が開催されました!
昨今のコロナ禍で、開催がギリギリまで不透明の状況、
無事開催されたことは、運営の努力のおかげだと思います。
本当にありがとうございます、という気持ちですね、、、!
津軽三味線弾きならば、一度は目標にするこの大会が再びこうして
開催されたことは津軽三味線弾きに大きな希望を与えたのではないでしょうか。
今年は紡から、個人B級(計37名)で私スガとリーダーのほづみが出場しました!
この二人は、前回の世界大会で個人ユースC級にて戦っており、その時はリーダーの方に
軍配が上がりました(後日郵送される点数で判明)。
久々の紡メンバーとの直接対決にワクワクしながら迎えた本番、、、、、、

やっちまったぜ。
この写真、スガの演奏の最後の捨て撥なんですが、
見てください。
腕、胴から離しスギィ!
となりました。いいじゃん(満足)。
とにかく無事に演奏を終え、結果は、、、、、
スガ、個人B級敢闘賞! リーダーを撃破! やったぜ。
見事、前回のリベンジを果たせました。
めっちゃくちゃ嬉しかったです。リーダーは死ぬほど悔しそうでした。分かる。
今、大会を終えて思うのは、
互いにB級という前回よりワンランク上のステージで
ライバルとして戦っていけること自体が
本当に幸せなことだなと常々思います。
大学サークルを離れた我々からすると、
これは奇跡のようなことなのです。
サークルを引退すると、ほとんどが社会人として
三味線を完全にやめてしまう人も多いです。
非常にもったいないと思うのですが、実際忙しいので分かります。
でも私はあえて、社会人でもまだ三味線やってるOBがいるんだ、と
後輩たちに示し続けるためにも大会には出続けようと思います。
単純に、大会会場の控室が好きなんですよね、知り合いや友人が増えたので(笑)
今回はスガが勝ちましたが、敢闘賞ですし、
完全に勝ったとはいえません。次回はリーダーの方が
圧勝ということも大会では十分にあり得ます。
毎回演者も観客もハラハラドキドキです。
本当に大会は激アツ津軽三味線イベントなので
是非ご覧になるか、参加してみてください!!!!!
※アルティメット後日談
そして先ほどの写真の捨て撥ですが、
かっこいいからやってええやろ!(過激派)
って思っていたスガですが、
大会後に総評として、
木乃下真市 審査員長(業界のガチレジェンドです、調べたら出てきますので是非)から、
「そういったポーズなどは、津軽三味線の奏法にはありません(断言)」
とおっしゃっているのを会場で聞きました。

そのとき、スガに電流走る。
スガ「これ大会でやったらヤバかったやつか!!!!!」
たしかに、個人B級で弾く演目が、だいたい「津軽じょんがら節の曲弾き」というやつで、
民謡の歌の前の前奏が長くなり独立したものがなんですね。(ザックリ解釈なので違ったら界隈の方すみません)
あの写真のような捨て撥をしてしまうと、後に本来ある「唄付け」の演奏に
つなげられないとのことのようです。
唄付けやってないからそこまで気が回らんかったなあ、と自身の未熟さと
津軽民謡の奥深さを木乃下先生に名指しで教えてもらったような気持ちになりました。
もっと大会上位に食い込めるように、そして将来的に
リーダーやメンバーとA級でバトルできるよう練習に励もうと思います!
そして!紡の活動もぼちぼち再開しだすかも、、、、、?
SoundCloudやYoutubeのオリジナル曲も是非お聴きください!
個人の活動も要チェック!!!
1年たまっていたので長文になりました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
更新頑張ります。ほな。
追伸 前回言っていたオンライン大会 オリジナル曲部門初代チャンピオンやったぜ。





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